アボカドくんの出身地は、メキシコ・中央アメリカです。
あったかいところが好きで、寒いところは苦手。
緑のゴツゴツした皮がとっても印象的で、
その皮から別名「鰐梨(ワニナシ)」とも呼ばれています。
アボカドの木はクスノキ科の常緑高木で、樹高は25メートルになったりもします。結構でかいです。
野菜っぽいけど、アボカドくんは木になるので果物なのです。
果実には脂質が約2割も含まれていて、「森のバター」と例えられるほど。
脂っぽい食事を制限されちゃってるひとたちが気になるコレステロールの心配は少なく、
ビタミンEやリノール酸、オレイン酸などが多く含まれているアボカドくんは健康食として注目されまくっています。
グーグルで検索すると、アボカド約9,040,000件に対しアボガド約4,240,000件と、
結構な割合でアボカドくんの名前が間違えられちゃっています。(2012年1月現在)
ちなみにアボカドのつづりはavocado。
もともとは、アステカ人が使っていたナワトル語でのアボカド(ahuacatl)をスペイン人がまねて「aguacate」と名付けたけれど、
その発音をしにくかった人が、発音が似ている弁護士の意味のavocadoを使っていたのが、そのまま定着したみたいです。
弁護士のつづりが現在では「abogado」になっています。
アボカドくん的には「アボガド」でも目くじら立てたりするほどのことじゃないけど、
正確には「アボカド」なんだよ!ということを心のどこかに留めておいてほしかったりするんだって。
人気が高まってきたアボカドくん、日本国内でも生産されています!
あたたかくて気候がおだやか〜な愛媛県や和歌山県、香川県、沖縄県で栽培されているそうです。
テレビでも紹介された橋爪農園では、
身近なハス種や、日本ではちょっと珍しいつるっとした皮のベーコン種を通信販売しています。
おいしい国産アボカドが普及されるよう、アボカドくんも応援してます!
アボカド 露地でつくれる熱帯果樹の栽培と利用(新特産シリ-ズ)
国産完熟のアボカドのつくり方と食べ方を紹介しています。
熱帯果樹に詳しい方の本で、同シリーズにマンゴーもあり。おうちでアボカドを栽培してみたい人は必読!
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